みなさん、こんにちは。
Bridge for Children, KGU 4回生の神原朱里です。
本日は私がコラムを担当します。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
BFCで私の役職は財務局長ですので、今回は「お金」と「信用」について、私なりの考えを述べたいと思います。
早速ですが、ここに1万円札があるとします。
あなたはこの1万円札を欲しいですか?
多くの人が欲しいと思います。私も欲しいです。
時給1000円のアルバイト10時間分。
うまい棒1000本分。
小旅行だって行けちゃいます。
しかしこの1万円札、
実は原価約25円なのです。
うまい棒3本も買えません。
ではなぜ私たちは紙切れに1万円の価値を見出しているのでしょうか。
少し過去にさかのぼります。
昔日本は貨幣に対して金本位制をとっていました。
ご存知の方もいると思いますが、金本位制とは「各国の中央銀行が発行した紙幣と同額の金を保有し、いつでも相互に交換することを保証する」制度です(野村證券より)。
つまり私が100万円持っていたとして、請求すれば100万円分の金と交換してくれるということです。
しかし現在はそのような制度はとられていません。
再度になりますが、金本位制が無くなってもなお、なぜ私たちは紙切れに1万円の価値を見出しているのでしょうか。
理由は私たちがその紙切れを1万円と思っているからです。
それは私たちがその紙切れを発行している日本を信用しているからということにつながります。
お金とは信用によって成り立っているものなのです。
信用によって成り立っているお金を扱う際も、やはり信用が重要となります。
お金の貸し借り、おごりおごられの関係など、全部信用があってこそです。
BFCの活動も同じです。
BFCの活動に賛同して、BFCなら有効的に使ってくれると信用していただいているからこそ、お金、書き損じはがきの寄付やフリーマーケットで買い物をしてもらえます。
そのことを私は財務局長として第一に考えていきたいですし、メンバーにも忘れないでもらいたいと考えています。
昨年をもって靴プロジェクトが終了し、BFCは現在、新プロジェクト発動に向け活動しています。
新プロジェクトのためにも、財務局長として資金集めを行っていますが、
皆様にいただいた寄付の用途を現段階で詳細に説明できないことを心苦しく感じております。
しかし皆様からいただいた「信用」に応えるためにも、精一杯努力してまいりたいと考えております。
これからもどうぞBridge for Children, KGUをよろしくお願い致します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
野村證券 証券用語解説集「金本位制」
URL: https://www.nomura.co.jp/terms/japan/ki/A03197.html
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