「Life is a series of choices : 人生は選択の連続であるーウィリアム・シェイクスピア」

みなさんこんにちは。Bridge for Children, KGU4年生の太田佳乃です。

 

先日私は大阪の枚方高校へ国際理解教育を行ってきました。今回は 生徒たちの視野を広げ、自身で物事を見極める思考力を養うこと を目的とし高校2年生の2クラスを対象に授業させていただきました。SNSが普及している今、情報を集めることはとても簡単です。進路の選択肢を見つけるのもそう難しくはありません。けれど、数ある情報の中で選択していくのは自分。自分の将来は自分で考え判断し切り拓いていくのだよ、という旨のお話をさせていただいたのですが、まさにこれは今の自分に言われているようでした。考えることの重要さ。ただただ目の前にある情報に飛びつかず自身で咀嚼すること。とはいえ考えることが苦手な私はいつも放棄してしまいます。そんな私ですが今まさに私自身進路選択を迫られています。周囲からアドバイスを貰ったり至る所から情報を集めると本当に様々な選択肢があることを知り、自分がやりたいことは何なのだろう、できることは何なのだろう、この夏休みの半分はそのことで頭がいっぱいでした。

 

そんな中での高校生への国際理解教育でしたが授業中に担任の先生が 人生は選択の連続なんだよ” と。まさにその通りなので当たり前だよ、というツッコミもあるかもしれません。けれど今までも高校を選んだり大学を選んだり、今日のご飯はどうしよう、明日は何しよう、と大小様々な選択を私たちは毎日しています。何も脅かしてくるものはなく環境に守られ私たちは自由に選択できる環境にいるのです。実際に私たちが支援していたフィリピンの子どもたちは、日々何かしらの恐怖に脅かされ、学校へ行きたくても行けない、家族のために労働を強いられるなどといった環境にいます。そこで選択をすることはとても贅沢な事なのではないでしょうか。そのことを改めて考えさせられ、今選択できる何者にでもなれるこの環境に感謝しなければいけないと感じました。そして今生きている環境に感謝することは大前提として、現在の決断の繰り返しが未来を創ると信じ、考えることを辞めず自分の納得する選択を自分でしていきたいと思います。