こんにちは。
今回コラムを担当いたします、Bridge for Children, KGU 3回生の坂本葵と申します。
今回は「文化・芸術の大切さ」をテーマにお話しさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症により、私たちの生活は一変しました。コロナ渦においては、集まってはならない、大声を出してはならない、という制約が生まれ、それらは安全を生み出すとともに社会的な距離も生み出しました。その中で特に影響を受けている分野の一つに、文化・芸術があります。音楽やスポーツ、舞台、演劇…といった様々な場面で、私たちは休止を迫られました。
そんな時、文化や芸術は “不急不要“ なのか、という点について考えさせられました。不急不要の外出の禁止が叫ばれ、友人との交流なども制約されるなかで、「私が生きていくために、必要なものは何だ?」と多くの人が考えたのではないかと思います。
確かに、ライブに行かなくとも、映画を見に行かなくとも、身体は維持されます。
しかし、本当に私たちはそれでも生きていけるのでしょうか。
ある日の新聞で、私はその答えを見つけました。それは「必要火急と不急不要の間に、心を豊かにするためのものがある」という内容でした。私は、生きていくために私たちの心には栄養が必要だということを改めて感じ、そして、今まで文化・芸術によって人生を支えられてきた、ということを再認識しました。あの映画のあの一言が、あの歌詞があったから頑張って来られたのだ、という感情はおそらく多くの人が経験してきたものではないでしょうか。
昨年は、ライブなどのオンライン配信の試みも実施されました。テレビの前で静かに視聴することで応援できる文化があると信じて、今は感染拡大防止のための行動を取る時期なのでしょう。
そして、感染が終息したら、大きな声で応援出来るときを楽しみにしています。
最後に、皆様はこのコロナ渦、どのように文化や芸術を考えていましたか。
このコラムが少しでもこのトピックについて考えるきっかけになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆様の健康をお祈り申し上げます。
坂本葵
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